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西日本を中心としたアニメイトさま10店舗で限定で、オーバーラップフェアの開催が決定しました!!

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オーバーラップ2周年

どうやら今年のGWは暑いらしいですね!
外出しやすい天候なのは嬉しいのですが、春らしい陽気とはいったい……。
気を取り直して、こんにちは!
編集アシDです。

表題にもあるように、今回はフェアの開催についてのお知らせです!

西日本を中心としたアニメイトさま10店舗限定で、
オーバーラップ文庫2周年記念フェアが開催決定!!

オーバーラップ文庫の新刊・既刊なんでも一冊購入ごとに1Pゲットができ、
そのポイントをためると様々な豪華賞品があたっちゃいますよ!

ここでしかもらえない特典目白押しなので、お店が近い人はぜひチェックしてくださいね♪

さらに、5月30日(土)よりフェア開催店舗にて、サイン本の販売も決定しました!
どの作品のサイン本が発売されるかは、開催店舗の店頭にてご確認下さい!!

オーバーラップ2周年

【開催期間】
2015年5月22日(金)~6月30日(火)

【開催店舗】
アニメイト名古屋店
アニメイト岐阜店
アニメイト豊橋店
アニメイト浜松店
アニメイト静岡店
アニメイト岡山店
アニメイト広島店
アニメイト小倉店
アニメイト福岡天神店
アニメイト熊本店

【フェア対象商品】
オーバーラップ文庫新刊・既刊全て

こちらのオーバーラップ文庫2周年フェアとあわせて、チェックしてくださいね~♪

それでは、2周年を迎えて、ますます盛り上がっていくオーバーラップ文庫をよろしくお願いします!!


「黒鋼の魔紋修復士12」感想

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黒鋼の魔紋修復士12 (ファミ通文庫)

〈あらすじ〉
オルヴィエトの命により、各国の拠点破壊と神巫襲撃を続けるユールローグ一派。それに合わせるかのように、ディーはかねてより自分を苦しめる悪夢の真実に気づき始める。予断を許さない状況の中、ディー、ヴァレリアを含めたアーマッド首脳陣を招集した国王とシャキーラは、ついに神聖同盟とレドゥントラの、本当の歴史について語り出す。一方、虚無に囚われ圧倒的な力で殺戮を続けるルキウスにも変化が訪れ――。真実、歴史、そして宿命が翻弄する第12巻!

富士見っ子なので口絵でのネタバレは気にしませんが、今回口絵に登場したリヒテルナッハの家名を持つ女性が誰なのか、かなり気になりました。ディーのお母さんだと途中まで勘違いしてたレベル。まあ遠からずでしたが。(笑)

クライマックスに向けて、謎の答えが幾つか出てきました。神でもなければ人でもない、それがリヒテルナッハ家=ディヤウス。オリヴィエイトたちの「目的」と「手段」は分かったけれど、成し遂げたところで得るものが神の「裁き」(かもしれない)というのが。他に何か秘めた目的があるのか、なければ単純にこれを阻止することがディーとヴァレリアの目的になる。ディヤウスとして覚醒したルキウスに、ディーは勝てるのか。敵もまだまだ沢山いるのを考えると、ディーたち以外の人も頑張らんと。

そんな国家を巻き込む陰謀もあるが、個人的にはイサークとベッチーナの恋も気になるところ。いや、普通なら実るはずがないのだが、イサークは普通じゃないし。それと甲冑の中のベッチーナの「正体」は明かされるのかねえ。ボヤかしたまま終わるのは嫌だなあ。(笑)

[ダッシュエックス文庫][★★★★]ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件

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ストーリー
皇帝から依頼され、千年前の女王の謎を解き明かす任務についた『魔女狩り女伯』ルドヴィカと新米騎士ウェルナー。
しかしその調査の最中、密室かつ衆人環視の遺跡内で炎による殺人事件が発生してしまう。
魔女の手によると思われるこの事件に挑むルドヴィカだが、彼女の前に異端審問官の少女・エルシリアが立ちはだかり……。



第1回集英社ライトノベル新人賞<優秀賞>受賞作品。
魔女が起こした殺人事件と、千年前の女王の奇跡の謎を解き明かすファンタジーミステリー! みんな大好きファンタジーミステリーだよ!
別々と思われていたふたつの事件が、思わぬやり方でひとつに繋がっていく展開に目を見張りました。副題の「超歴史的殺人事件」に偽りなしですね。
天才・ルドヴィカと、彼女を陥れ殺そうとするライバル・エルシリアとの対立が壮絶で、見応えがありました。


千年前に在位していた伝説の女王。彼女による奇跡を調査するべく訪れた旧王都で突如起こった殺人事件。
明らかな密室状態だったことから、魔女の仕業によるものだと決めつける異端審問官・エルシリア。
ミステリー要素ももちろん面白かったけれど、それ以上にグッと来たのは、エルシリアとルドヴィカの命を賭けた推理対決ですね!
かつて親友だったというふたり。そして、ある時を境に真逆の道を往くことになったふたり。
状況証拠からルドヴィカを犯人の魔女に仕立て上げ、かつての親友を処刑しようとするエルシリアの残虐さが実に腹立たしいけれど、彼女なりの正義を追いかけた結果がこれなのだと思うと、なんだか切ない気持ちにさせられます……。


ルドヴィカは天才だけれど、異端審問官の肩書きを持つエルシリアと比べれば、力を持たないただの一研究者にしか過ぎません。
そんな彼女の力となったのが、優等生だけれど主体性のない新米騎士・ウェルナー。
周りの声にひたすら応え続け、ただ偉大な兄の後を追いかけるだけだった彼が、その兄に背いてもルドヴィカのために戦うことを選んだ姿は胸を熱くさせてくれました。かっこいいぞ少年!
もうダメだというくらい追い詰められた状況を一気に覆して事件の全貌をつまびらかにしていく爽快感。そして予想外の真実。
正直頭がこんがらがってよく分かっていない部分もあるのですが……ハッタリが上手いからか、なんか驚いちゃったから、まあなんだ、負けましたよ……。
果たしてこの作品に続きはあるのでしょうか。個人的にはルドヴィカとウェルナーの今後をもっと見てみたい気もします。続刊にしろ新作にしろ、楽しみに待ちたいと思います。


イラストは文倉十さん。この素朴な絵柄が、本当にこういう中世ファンタジーに合うんですよね。
口絵のエルシリアの表情がいい!


しかしある意味一番意外だったのは、被害者があの人だったことですよ。

「蒼鋼の冒涜者<ブルースチール・ブラスフェマ>」感想

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蒼鋼の冒涜者<ブルースチール・ブラスフェマ> (HJ文庫)

〈あらすじ〉
異世界に転生したガンマニアの青年・天野行成は、恩人の妹である少女と共に旅をしていた。その道中で土地神に襲われた彼は、転生した際に手に入れた能力と自身の銃知識を駆使し、常人には倒せるはずのない土地神を倒してしまう。そして彼は、神を下したことでその土地の新たな神として祀り上げられることに!? 異世界"銃×剣"バトルアクション登場!!

榊一郎さんの新作を久しぶりに読みましたが、揺るぎないこの安定感。起承転結をしっかり守ったお手本のような物語でした。やっぱり榊、何冊読んでも大丈夫〜〜。

異世界に転生した天野行成……ユキナリは、自分を救った錬金術士の妹・ダーシャと一緒に旅をしていた。前世の記憶と知識、そして現世で得た特殊な肉体。ユキナリとダーシャは旅の途中、ある村に巣食い、生贄を求め続ける地神を倒してしまったことから新たな地神として村に残るよう頼まれる。それを断るユキナリであったが、新たな地神となるべく欲望に支配された怪物たちが村に迫っていた……。

ガンブレード、中二武器って格好良くて素敵ですね。はい、榊一郎さんの異世界転生モノです。人造人間として蘇った青年が抱くのは、復讐、そして守りの誓い。テーマを据えて展開する話作りは流石……だけど、同時に先の展開が読めてしまうのは、良くいえば安心、悪くいうとサッパリし過ぎというか。好きな話なんだけどねえ。まあまだ1巻ですから。これは寧ろ2巻からどういう展開をするのかが楽しい作品かな、と。予想外だったのは村に居着く流れになってるところだなあ。

[ダッシュエックス文庫][★★★★]東京戦厄高校第72討伐班

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ストーリー
人を捕食する正体不明の化け物“災厄”と戦うために選ばれた子供達が通う「東京戦厄高校」。
無事試験に合格し入学を果たした成家廻人は、最強の<ディザスター・シューター>を目指していた。
ところが彼が適合した戦闘タイプは、最弱でお荷物とさげすまれる「迅引」で……。



“災厄”を打ち倒すための教育が行われる学園で一見バランス最悪のチームを組んだ3人が、努力と工夫と秘めた才能で周囲を圧倒していく学園バトルアクション!
ただ速いだけで役に立たない戦闘タイプ……そう思われていた主人公が、自分の力を引き出してくれる2人の仲間とチームを組んで真価を発揮していく展開が熱かったです。
やっぱり速さはロマンですよ。なんてったってかっこいいもの!


主人公・廻人の「迅引」(ソニック)は、素早く動けるというだけで、災厄との戦闘においてはお荷物と言われている戦闘タイプ。
そんな彼とチームを組むのが、力量はピカイチなものの仲間の能力向上に特化した「調善」(フォロワー)タイプを持つ月佳と、武装を修復する「復慈」(キュア)タイプのアリス。
役立たずの「迅引」に、補助役と回復役しかいないという、一見まるでバランスが取れていないチームで、廻人を筆頭に周囲からバカにされまくり。
非常にムカッとくる展開ですが、当の廻人は実にあっけらかんとしています。強くなることにひたすらまっしぐらで、見ていて気持ちのいい主人公ですね。
少なくともひとりでは戦うことのできない廻人。でもこのチームを組んで、それぞれが努力を積んだことで、奇跡的な戦いぶりを見せてくれます。
バカにされている者が周囲の鼻を明かすのは、実に気味がいいものです。やれやれ、君らは何を見ていたのかな?(ふふん)


月佳とアリスは、それぞれ弱い部分を抱えた女の子です。廻人と同じように、もしかしたら他のチームではやっていけなかったかもしれません。
でも、繰り返す特訓の日々の中で生まれた絆は、彼女たちの弱さもひっくるめてみんなを繋いでくれました。チームっていいなあ。
この3人なら、きっとどこまでも行ってくれる気がする! そんな期待まで持ててしまいます。
懸念があるとすれば、今の戦い方があまりにギリギリすぎること……。どこかで誰かが大きな失敗をしてしまいそうで、怖いですね……。
それから、最初から男1人に女2人という「さあドロドロしてくれ」と言わんばかりのトライアングルが構築されてしまっているのも気になります! いや、こっちはむしろ楽しみですが! ニヤニヤ展開も待ってますよ!


イラストはおりょうさん。キャラデザではアリスが好きです。可愛い。
それぞれの武装もなかなかに格好良いので、バトルシーンのイラストに期待してます。


最強は生徒会長と見せかけて、実は乃愛さんなんでしょ? 違うの?

「リバースツインズ~僕が女子高に通った理由~」感想

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リバースツインズ?僕が女子高に通った理由? (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

〈あらすじ〉
ごく普通の男子高校生、来栖美樹はある時、双子の妹"樹里"が通う「聖フロリナ女子高」からの電話を受け、妹が学校でいじめを受けている事に気付く。またその夜、隣の駒田家から悲鳴が聞こえた。駆けつけた美樹の目の前には拘束されたセーラー服の女子高生と白衣姿の中年男が!?
助けないと――!!
反射的に動いた美樹は機械から吹き出した謎のオレンジ色のガスを吸い込んでしまい――。百合!?それともハーレム!?
わかつきひかるがお送りするちょっとエッチな学園ラブコメディ!

いやー帯に「百合」の文字があったら読むしかないじゃないですかー!でも「ハーレム」の文字もあったので、「これはもしや……貴重なTSモノでは……?」と予想してあらすじを見たらドンピシャでしたね。百合も好物ですがTSもまた良いものです。

普通の男子高校生・来栖美樹には双子の妹・樹里がいる。しかしお嬢様女子高に入学した樹里は部屋に引きこもり一ヶ月登校していない。両親共に働きに出てしまい、家には兄妹しかいない環境……樹里の学校からかかってきた電話をキッカケに「樹里はイジメられていたのでは……?」という疑念が膨らみ始めた美樹。だが隣に住むマッドサイエンティストが作った謎のガスを浴びてしまい、男から女に「性転換」してしまった美樹は、妹の代わりに女子高に通い、イジメの疑惑を突き止めようとする。

あらすじの前半は良いのだけど、後半の「ガスを吸い〜」の辺りからのとても都合の良い設定がいっそ清々しいくらいで素晴らしいとさえ思ってしまった。内容に関してはかなりツッコミどころが多く、読める人を選びそうではあるけれど、そもそもTSが人を選ぶので問題なかった。

不登校になった双子の妹に成り代り、女の子になったお兄ちゃんがお嬢様学校に潜入。周囲から無視されていた樹里の辛い環境ではあったが、もともと性格が良く友人も多い美樹は、あっという間に状況を覆して人気者に。イジメの原因(らしい)超お嬢様の薔子にも気に入られて、恵まれたハーレムライフが始まる。イジメとは一体何だったのか……は、終盤、明らかになるのだが、読者的にはそんなに重要ではなくなって……いや当人たちにとってはとても重要なことなのだけど。解決したところで、これからは樹里が頑張らないと駄目だよねー、なところが心配ではある。

まー個人的には美樹と群がる女の子たちとの関係がその後そうなったのか、の方が兄妹仲よりも大変気になったのだけど、特に大きく書かれてないのが残念だったなあ。そこ重要だと思うんです。中盤まで良かったが、題材の「イジメ」が暗かったよねえ……。

[富士見ファンタジア文庫][★★★★]災厄戦線のオーバーロード2

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ストーリー
雑魚強化プログラムを推進する笹宮銀の前に現れた新たなポンコツ能力者・籠目純。
“小鳥を出すだけ”というそのしょっぱい能力に、銀は喜々として指導を開始する。
自分だけの特訓でなくなり拗ね気味の口原琴音も巻き込んで、二人同時の能力開発を試みるのだが……。



成長した口原の代わりに、また新たな雑魚能力者が登場。能力の可能性を模索するのは相変わらず楽しいですね。
一方の口原は戦闘でもめちゃくちゃ頼れる人員になっていて、少々ジンと来るものがあります。
恋愛面でも少しずつ距離を縮めてきていて、いい感じにニヤニヤさせてもらいました。


今回の雑魚・籠目の能力は「小鳥を出す」というもの。これだけ書くとホントにしょっぱいな!
口原の時と同じく、様々な角度から能力のことを探って有用性を見つけていくのが楽しいです。まあ今回は意外とあっさり見つかってしまいましたけど。
籠目の場合は能力よりもむしろ、チームメイトの織倉とのことに関する問題が大きかったように感じます。籠目と織倉の歪な関係を、どう打開していくのか。
口原チームとはまったく別のお話になりましたが、これもまたひとつの主人公のお話ということで。


あんなにショボショボだった口原が、他のチームの助っ人として働けるようにまでなっていて、良かったなあと心から……。
笹宮との関係にも、ちょっとずつではありますが進展が見られました。新入りにヤキモチを妬いちゃう口原が可愛いです。
彼女の方はともかく、口原に対してまったくそういう気持ちを持っていなかった笹宮が、口原のことを特別に思い始めたのは大きい。上司と部下・師匠と弟子の枠を超えた恋愛の行方に、ワクワクが止まりません。
もちろんバトルの方も、笹宮は安定の最強っぷりで見ていて爽快でした。いつか笹宮と口原が本当に肩を並べて戦えるようになるといいな。


いやあ、ルンちゃんはないわ。

屍鬼祓師 塩飽島の巫女/粟生慧

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4881442058屍鬼祓師-塩飽島の巫女- (クリスタルブックス)
粟生 慧 おおぐろてん
創芸社 2015-03-30

by G-Tools

黄泉の鬼・屍鬼を祓う、美少女の屍鬼祓師・一宮晶良。そのマネージャー兼相棒をしている俺・諏訪陽仁の二人は、行方不明者を捜す依頼を受けて岡山県の孤島・塩飽島に巣くう、妖しげな新興宗教・眼暗教の調査に向かった。そこで俺たちの行く手を阻んだのは、全身が鳥肌になるような不気味な異形の姿だった!

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 孤島に蠢く闇を討つ

 美少女屍鬼祓師が現代社会の闇に潜む黄泉の鬼を祓うオカルティック・サスペンスアクション

 今回は作者様から献本いただきました。粟生慧先生、ありがとうございます。
 日本の各界に絶大な影響力を持つ霊能者の一族一宮家の末娘・晶良と相棒の少年・陽仁が、岡山の孤島・塩飽島で起きた集団失踪事件の調査を依頼され、島の伝承と新興宗教の謎に迫っていく展開に引き込まれました。
 王道的な現代伝奇ファンタジーで、最近だとラノベというよりはキャラ文芸に分類されるんでしょうか。

 ヒロインの晶良は一族で最強の霊能者でありながら、世間知らずなズレた感性の持ち主で、年齢不詳な見た目とボクっ娘な不思議ちゃんぶりも相まって妙にあどけないのが魅力ですね。そんなマイペースな晶良に振り回される陽仁くんは怪異退治にも同行するものの、異能などない一般人の身で、仕事といえばもっぱら彼女の食事の支度をしたり、お節介を焼いたりで、相棒やマネージャーというよりは、うん、どうみても家政婦だこれ!

 孤島・塩飽島に本殿を構える眼暗教という怪しげな新興宗教の信者たちが連続して失踪しているという怪奇事件の調査を依頼され、教祖である巫女が悪しきものにとり憑かれているのではないかと晶良と陽仁だけで島に乗り込んで潜入調査を始めるのですが、島の伝承を手がかりに史跡を探索する2人の前に次々と妖魔が現れて、グレーだった疑惑が黒を通り越して深い冥府の暗黒色に変わっていくおぞましさに背筋がゾッとしました。

 美しい風光明媚な島を舞台に名探偵が隠された事件の真相を暴くといったストーリー構成で、推理小説か2時間サスペンスドラマを見ている気分になりました。同タイトルの作品がすでに出版されいるそうですが、あとがきによると時系列としてはこちらが先とのことで、この巻から読んで構わないそうです。晶良や陽仁を取り巻く環境や家庭事情も興味深いので、次回はもう少し掘り下げて欲しいと思いました。一宮五人姉妹が気になります。

[MF文庫J][★★★★]魔剣の軍師と虹の兵団II

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ストーリー
ティタニアでの奇跡的な勝利により、一躍その名を轟かせた新生トレント王国。
順調に勢力を拡大する彼らを阻止すべく、強国ロンバルディアは名うての将軍たちを送り込む。
神槍の使い手ダンテ将軍率いるロンバルディア最強の黒狼兵団までもが、トレント討伐に動き出してきて……。



Twitterでオススメしていただいて2巻まで一気に読みました。欲望満開の変態英雄たちが滅亡寸前の弱国を率いて戦うコメディファンタジー戦記!
これは面白かった! 戦記ものでありながらこれだけギャグをやってくれるのは珍しいように思います。
1人1人が残念な変人なんだけれども、いざ戦になるとめちゃくちゃ頼りになる英雄へと早変わりするキャラクター達がみんな魅力的でした。


ティタニアでの戦いに辛くも勝利したジュリオたちは、あっという間に領土を拡大。いよいよ本気を出してきたロンバルディア軍と一大決戦を繰り広げることに。
ひとつひとつが負けられない戦いで、思いっきりシリアスになってもおかしくないところなのですが、如何せん上にいるメンバーが軒並みオカシイので基本明るく楽しい雰囲気でした。まあ国家のトップがこれだと思うと(アカン)って感じですが……。
特に癒やしだったのはルーナですね! ついクラッときちゃうのも納得の可愛さである、が、そこの義父さんはちょっと自重してください。
個人的に好きなのはロスヴァイセでしょうか。どこまでも自己顕示欲を満たすために戦う彼女は誰よりも分かりやすくて……言葉を変えると誰よりもチョロくて、そんなアホの子っぷりがいとおしいです。
そして新キャラとして登場してきた悪名高い“吸血鬼”エスメラルダ。薄々そう来るんじゃないかとは思っていましたが……やっぱりアンタもかい。ああ、どんどん変態が増えてくよう……。


こうも瞬発力のある変態どもが中枢に揃ってしまった新生トレント王国ですが、戦いとなるとみんな格好良いからずるい。
黒狼兵団との戦は過去最大規模の正面衝突になり、トリスタンやロスヴァイセやエスメラルダ、そしてもちろんジュリオとランの活躍が光りましたね。
ダンテ将軍も、敵将ながら気持ちのいい男で、部下とのやりとりにその人柄がよく出ていました。また強かった。戦わずに済めばそれ以上のことはなかったのに。
彼という最大の障壁を打ち倒したことで、ジュリオたちの目標はもうすぐ近くまで迫っているような気がします。
最後に姿を消した彼女のこととか、魔剣ルーナのこととか、いくつか謎は残っているものの、どこまでお話が続いてくれるのやら。ただ変態たちの会話を見ているだけでも楽しいので、もっともっと続いてほしいところです。次巻も楽しみにしています。


イラストはおりょうさん。女の子の可愛さもさることながら、ギャグシーンでのデフォルメが良かったです。
キャラデザではクリスティーナが好きなので今後も登場してほしいところ。


聖女ラン様も順調に壊れてきているな……なんか逆に安心するわ……。

「宝石吐きのおんなのこ ~ちいさな宝石店のすこし不思議な日常~」感想

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宝石吐きのおんなのこ ?ちいさな宝石店のすこし不思議な日常? (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

〈あらすじ〉
大陸東部の穏やかな街、リアフィアット市。
そんな街の片隅に、店員二名の小さな宝石店があった。--『スプートニク宝石店(ジュエリー・スプートニク)』。従業員のクリューは、どこか言動の幼い、よく笑いよく怒る、栗色の髪の女の子。一方、店主のスプートニクは、嫌みっぽく口の悪い、そのくせ外見だけは無駄に良い意地悪な青年。そんなふたりが営む宝石店では、今日も穏やかに、賑やかに時間が過ぎていく。しかし、クリューにはある不思議な体質があった…--「宝石を吐きだす」体質。それはふたりだけの秘密。この体質のせいなのか、ふたりの日常は、ゴロツキやら警察局や魔法少女やら魔女協会やら…なんだか不思議な出来事に巻き込まれていく…。宝石に愛された少女の、甘くて淡い、ファンタジーノベル開演。

二日続けてぽにきゃんのラノベを読みます。ぽにきゃんって毎月3日発売なんですね……歴戦のラノベ読みたるもの、主要ラノベレーベルの発売日は覚えていないといけない。しかし毎月上旬はゆっくりラノベを読める期間だと思っていたけど、今は講談社ラノベ文庫も出るし、毎月大忙しだなあ。

リアフィット市にある小さな宝石店『スプートニク宝石店』。そこで働いている小さいけれど元気な女の子・クリューは、口の悪い店主・スプートニクと喧嘩をしながら、今日も店に切り盛りしていた。何もない……平穏な街。そんな街にある『スプートニク宝石店』にはある秘密があった。「宝石を吐き出す」という不思議な体質のクリュー。この体質を巡り、平穏なはずの街で様々な事件に巻き込まれていく。

日本最大級のノベルコンテスト「なろうコン」選出作品……らしいです。ご存知のとおり、『小説家になろう』に対するアンテナは恐ろしいほど低い僕。一応、言っておきますけど『小説家になろう』そのものに偏見はないですよ。世の中には読まなければならない本が溢れているので、手が回らないんだよねえ。はい、言い訳です。

とっても優しい物語でした。舞台はファンタジー世界。そこで宝石店を営む女の子と青年の心癒されるお話……なのですが、序盤から店主・スプートニクの口と行動が悪すぎて「こいつ、クリューの宝石を吐く体質が目当てなのでは?」と思ってしまい、優しい物語とは一体、と疑問を抱くレベルでした。まあそれも、クリューを巡り、様々な事件が起こり、それに対してスプートニクがしっかりクリューを守る行動に出ることからそんな疑念は晴れていきます。最初はスプートニクに魅力が分からなかったけど、クリューが惚れるのにはちゃんと訳があるのだなー、と何故か親心のように思いました。

様々な事件……あれ、穏やかな日常とは一体……未解決事件がないとは言ってるけど犯罪発生率が低いとは言っていない!
しかし何かしら事件が起きないと物語は楽しくありません。ド派手な展開はなく、スプートニクがクリューを守るために奔走します。物語の流れの起伏はそれほど大きくないので、これは好き苦手が出そうな物語だなあ、とは感じた。僕も苦手な話ではあるけど、それでも最後までしっかり読めたのは場面場面をしっかり描いていたキチンとした文章の力だと思う。ハマった人は大好きになるだろう。謎めいたスプートニクという青年の本質については、今後明らかになるのかな。

「のうりん」特別編公開中です!

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農業学園ラブコメディー「のうりん」の作者・白鳥士郎先生から、書き下ろし特別編が届きました! その名も「農林サッカー」!! なんだか凄いアクションが繰り広げられそうなタイトルですが、果たして実際はどうなのか? ちゃんと農業やサッカーをしてくれるのか!? ぜひご一読ください!!
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なおアニメ「のうりん」はサッカーJ2・FC岐阜とコラボして「アニ×サカ!!」プロジェクトに参戦中。 これは、「甘城ブリリアントパーク」の東京ヴェルディ、「ガールズ&パンツァー」の水戸ホーリーホックとともに、お互いのクラブが対戦する際に、アニメとサッカーのコラボマッチを開催するもの。すでに第2戦までは行われているものの、5/31より第3戦以降も予定されているので、お楽しみに! 第3戦 FC岐阜 vs 水戸ホーリーホック 5/31(日) 18:00 キックオフ 長良川競技場 第4戦 FC岐阜 vs 東京ヴェルディ 7/8(水) 19:00 キックオフ 長良川競技場 第5戦 水戸ホーリーホック vs FC岐阜 9/27(日) ケーズデンキスタジアム水戸 第6戦 水戸ホーリーホック vs 東京ヴェルディ 10/18(日) ケーズデンキスタジアム水戸 のうりんシリーズ、最新10巻ではみんなのアラフォー担任・ベッキーが結婚!? そして耕作たちは「インターンシップ」を通して将来のことを考え始め――な感じになっております。こちらもよろしくお願いします!
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GA文庫5月刊「うちの居候が世界を掌握している!11」限定版・特典情報!

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こんにちは、くまぽんです。 GWでボルダリングをやって腕が筋肉痛です。 そんな満身創痍なくまぽんが今回紹介するのは、林間学校で体も心もリフレッシュ!な5月刊「うちの居候が世界を掌握している!11(著:七条剛/イラスト:希望つばめ)」の店舗限定版・特典情報です! 本作は、アニメイト・とらのあな・ゲーマーズの3店舗で限定版と特典を展開します!! さっそく特典を見ていきましょう!
アニメイトでは、希望つばめ先生描き下ろしの限定シングルカバーでの発売です! 新キャラの凛が着るスク水の色は王道の紺。お見事!
【アニメイト限定版:描き下ろし限定シングルカバー】
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とらのあなで本作を購入すると、希望つばめ先生描き下ろしのかけ替えカバーをプレゼント! こちらはマニア垂涎の白スクです!
【とらのあな特典:描き下ろしイラストカードかけ替えカバー】 20150507isourou_tora.jpg

ゲーマーズ特典は、温泉でのんびりなワンシーンを切り取ったオリジナルかけ替えカバーです! 
【ゲーマーズ特典:オリジナルかけ替えカバー】
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これらの限定版や特典はすべて数量限定です。 無くなり次第終了となりますので、気になるものがあったら早目にゲットしてくださいね☆ 今回も肌色率が高めな「うちの居候が世界を掌握している!11」は5月15日ごろ発売です! 以上、くまぽんがお届けしました。 それでは!

五月病を吹っ飛ばせ!にゃ、ラ皇第2巻特典情報でありますに!

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みにゃさんこんばんはでありますに! 名古屋の専門店さまでたくさん「ラ皇」1巻を面陳してくださっていて思わず歓喜したねこぴんでありますに! 今回はメロンブックス名古屋店さまが「まもにゃく2巻発売!」とポップを付けてくださっていた「異世界ラ皇の探求者」2巻の特典をご紹介いたしますに!
まずは1巻のときもジャンボリーサイズにゃツルツルリーフレットが付いたゲーマーズさまでありますに。ゲーマーズさまでは今回もおっきにゃサイズのシコシコリーフレットが付いて参りますに!!
【ゲーマーズさま特典:ヒロインシコシコリーフレット】
R02_gamers.jpg ビッグな口絵に、もちろん書き下ろし短編も収録しておりますに! ゲーマーズさんの書き下ろし短編は、黒マントこと○○様とアテナちゃんがお送りする、お見合いに関するお話でありますに!! 果たしてあのおふたりのおメガネに適う方はおりますに!? 乞うご期待でありますに!!
お次はアニメイトさまとらのあなさまでありますに。それぞれ書き下ろし短編が付きますに!!
【アニメイトさま・とらのあなさま各特典:書き下ろしSSリーフレット】
R02_animate_tora.jpg アニメイトさまの短編は、メイちゃんたちの学校に夜にゃ夜にゃ顔を出す幽霊!?を退治するお話でございますに。幽霊の正体とは…!? とっても気ににゃりますに!! とらのあなさんの短編は、今回もハクパちゃんでお送りいたしますに! チャーさんを追って王都に向かうハクパちゃんは、道中可愛いとらの絵が描かれた看板を見つけることに……!? チャーさんにとらを捕まえてお土産に持っていこうとするハクパちゃんが迷い込んだ先には、いったい何が――!? どちらもどうぞお楽しみに!でありますに!!
そして! 最後にメロンブックスさまの特典をご紹介いたしますに!
【メロンブックスさま特典:イラストカード】
R02_MELON.jpg メロンブックスさまの特典は、モレ先生描くとってもキュートにゃヒロインさんたちの着替えシーンを、イラストカードにしてお届けでありますに! いろんにゃヒロインさんがよりどりみどりにゃイラストカードを、ぜひlゲットしてほしいのですに! みにゃさん! 五月病を吹っ飛ばすためにも、塩分満点のラーメンは最適でありますに! GA文庫5月刊「異世界ラ皇の探求者」ぜひどうぞよろしくお願いいたしますに!!

「独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) 」感想

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独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)

〈あらすじ〉
「電撃文庫MAGAZINE」連載の、図ありイラストあり、挙句はQRコードすら載った奇文珍文目白押しの短編が、1冊にまとまって文庫で登場! OLと退魔師、深窓の令嬢、ソムリエ、秘密結社、神主と破魔矢、人妻、大作家とコメ欄、徳川将軍とオーク、黄門さま、モーゼといった不可解極まるキャラクターたちが織りなす爆笑必至の物語の数々! 雑誌連載分に加え、恒例ボツネタ&書き下ろし+αとボリューム満点でお送りする、編集部の狂気を感じる短編集! ――この本を読んだ時、あなたは『賢者』へと覚醒する。

『野崎まど劇場』が「初・野崎まど」かと思っていたのだけど、過去の著作を見ていたら『パーフェクトフレンド』を読んでました。ん?あれ?これ同じ人が書いてるの?……んん?(混乱)

タイトル含めて「最近のラノベは〜」みたいな、所謂雑なラノベ語りをするには最適な作品ですよね。あ、これは褒め言葉です。図形芸はツボにハマるのでやめちくり〜〜。この斜め上の更に斜め上の発想力は本物の才能だと思います。「年下退魔師」は良い話でした、感動した!(笑)

悔しいかな、野崎まどさんの他作品も読みたくなってきたぞ。

GA文庫5月刊「ガンソード.EXE2」、「路地裏バトルプリンセス2」店舗特典情報!

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こんにちは、くまぽんです。 今回は5月刊に登場する2作品の特典情報をお届けします! まずは、「ガンソード.EXE2 -異能の騎士と生贄の姫-(著:北川まんた/イラスト:Nidy-2D-)」の店舗特典です! まずは今回のカバーをどうぞ!
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本作を、ゲーマーズの各店舗でご購入いただくと、特典としてオリジナルイラストカードをプレゼントいたします!!
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続いて、「路地裏バトルプリンセス2(著:空上タツタ、イラスト:平つくね)」の特典情報です! 今巻のカバーはコチラになります!
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そして本作をとらのあな・ゲーマーズ・メロンブックスでご購入いただくと、それぞれの店舗で平つくね先生の美麗イラストが目印なオリジナルイラストカードが付いてきます!
【とらのあな特典:オリジナルイラストカード】
20150507rojiura_tora.jpg 【ゲーマーズ特典:オリジナルイラストカード】 20150507rojiura_gamers.jpg 【メロンブックス特典:オリジナルイラストカード】 20150507rojiura_melon.jpg

以上、2作品の特典紹介でした! なお特典は数に限りがありますので、気になる特典は早目にゲットしてくださいね☆ GA文庫5月刊 「ガンソード.EXE2 -異能の騎士と生贄の姫-」 「路地裏バトルプリンセス2」 は5月15日ごろ発売です! 以上、くまぽんがお届けしました。 それでは!

お気に入りのヒロインを自由に着せ替え!?『IS~ブレイジング・メモリー~』の配信がスタートしました!!

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Charlotte

朝、家を出るたびに日光の眩しさに目がやられる毎日です。
明るい……! 世界が明るすぎる……!
こんにちは、編集アシDです。

今回は先日、『Mobage』にて配信がスタートした
『IS<インフィニット・ストラトス>~ブレイジング・メモリー~』
の内容をご紹介!

>ゲームのプレイはこちらの公式サイトから!<

ゲーム内容を紹介する前に、まずはこちらの映像をご覧あれ……!

栗林みな実さんの新曲が流れるこの映像は、
なんと、ゲーム開始時に流れるOP映像となっております!

栗林みな実さんによる『ブレメモ』のための新曲
可愛らしく動くヒロインたちに注目ですよ~♪

さてさて、気になるゲーム内容ですが……

とにかくヒロインたちが可愛い!!

houkiCharlottetatenashi

ゲーム開始時に好きなヒロインを選んで、
様々な衣装に着せ替えることができるのですが、
OP映像のような可愛らしい動きや表情も相まって、
とにかく可愛いのですよ!!

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アシDはラウラを選んでスタートしたのですが、
早速バニーガールの衣装に着替えてもらいました!
むふふふ……!

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画面上のヒロインをタップすることで、
ヒロインごとに異なるセリフをボイス付きで喋ってくれるのも、
嬉しいポイントですね~♪

アニメでおなじみの豪華声優陣によるフルボイスシナリオ
も注目のポイントです!

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ヒロインたちとイチャイチャするだけでも楽しいのですが、
簡単操作で楽しめるハイスピードなバトルモードもアツい!!

詳しい操作方法やルールはしっかりとチュートリアルで説明してくれますので、そちらでご確認下さい~。

SDイラストのキャラクターたちが動きまくり
カッコいいカットインが挿入されるバトルモードは、
熱中すること間違いなしですよ!!

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バトル中も声優さんによるボイスが存分に楽しめますので、
ぜひとも音声をオンにしてのプレイを!

必聴ですよ! 必聴!!

それでは、イヤホン越しにボイスを聞いてニヤついているところを目撃された、
編集アシDがお届けしました~。

いやだって……素敵なボイスが聞けるんだから、
ニヤつくのもしょうがないんですって!

【アシDの新作紹介】人間として生まれ変わった魔王が探す転生の意味――第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞“大賞”受賞作『蘇りの魔王1』の内容を紹介!

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アイキャッチ用_蘇りの魔王

オーバーラップノベルスの創刊が近づいてまいりました!
どうも! 編集アシDです!!

小説投稿サイト「小説家になろう」とコラボした
第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞“大賞”受賞作
『蘇りの魔王1』
オーバーラップノベルスの創刊ラインナップとして5月25日に発売!

今回は、その発売に先駆けて気になる物語の内容を一足先にご紹介していきますよ~♪

『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』などで活躍中の
shri先生が描く、美麗なイラストの数々も必見です!

>特設サイトはこちら!!<

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※画像をクリックすると作品ページにジャンプします。

友人の娘の誕生日を祝えなかったことを心残りに、
勇者の手によって世界から去った魔王・ルルセリア=ノルド。しかし、数千年を経て彼の魂は巡り、ルル=カディスノーラという名の人間として生まれ変わります。魔王としての記憶、力を持ちつつも平和で穏やかな毎日を過ごしていたルル。しかし、二人の冒険者がルルの暮らす村に訪れたことをきっかけに、彼の運命は再び動き出し――。

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ルル=カディスノーラ
人族(ヒューマン)の下級貴族カディスノーラ家の長男として転生した、第百代ルルセリア=ノルド。
魔王時代の記憶や力を引き継いでおり、年齢に似合わない発言、行動で周囲を混乱させてしまうことも……。

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グラン、ユーミス
ルルの村を訪れた二人の冒険者。明るく豪快な性格のグラン、冷静で常識的な性格のユーミス。
村の近くにあるという古代遺跡を調査しに来たとのことだが……。

古代遺跡を調べにきたグランと共に遺跡を探索するルルは、長期睡眠用のカプセルを発見する。
そのカプセルで眠っていたのは、滅ぼされる最後の時にルルが心残りにしていた友人の娘・イリスだったのです……!

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イリス=タエスノーラ
魔王の側近であったバッカス=タエスノーラの娘。
古代遺跡で眠りについていたが、ルルに発見されカディスノーラ家の養子となる。

イリスがここで眠りについている理由、そもそも魔王である自分が数千年の時を経て転生したのは何故なのか 多くのことに疑問を抱きつつもイリスと再会したルルは、グランとユーミスに自身の事情を明かし、冒険者として旅立つことを約束します。

それから七年後……かつて魔王だった少年は未知の世界へと旅立つ――!

人間となった魔王が探す転生の意味――
第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞大賞受賞作
『蘇りの魔王』5月25日発売です!

発売日まで、もう少々お待ちくださいね~♪

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。

過去記事の表示に関して

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サーバー機器のトラブルによって現在過去の記事が表示できません。
お客様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。

『まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる3』発売です!

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このラノ文庫、5月の新刊は
『まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる3』
(著:紫炎/イラスト:武藤比史)

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巨大猫の召喚獣を仲間に加え、ますますカオスっぷりを増した風音たち一行だったが、ある日突然、ミンシアナ王国の現女王から呼び出しを受ける。
首をかしげながらも向かった王都で、風音たちの前に現れたのは、懐かしい、驚くべき人物で……。

第二回「なろうコン」大賞でグランプリを受賞した
ハイパーラーニングストーリー第3弾が登場です!

温泉と弓花のパワーアップ(?)もあります!!


発売日は5月9日(土)予定です!


↓↓↓予約受付中&好評発売中!↓↓↓
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まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる (このライトノベルがすごい! 文庫)






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http://konorano.jp/bunko(このラノ文庫公式)
http://konorano.jp/(このラノ大賞公式)
https://twitter.com/konorano_jp(このラノツイッター) 

[ファミ通文庫][★★★★]黒鋼の魔紋修復士12

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ストーリー
オルヴィエトの命により、各国の拠点破壊と神巫襲撃を続けるユールローグ一派。
予断を許さない状況の中、アーマッド国王とシャキーラは、ついに神聖同盟とレドゥントラの本当の歴史について語り出す。
一方、ディミタールはかねてより自分を苦しめる悪夢の真実に気づき始め……。



物語のクライマックスが近づいて各キャラクター陣の身辺が忙しない第12弾。
シリーズ最大の秘密(たぶん)が明かされたり、オルヴィエトの陰謀が明かされたりと、各方面で大変なことになってました。
そんな中、ヴァレリアとディミタールの変わらぬ絆には癒されます。


終幕に向けてのためか、今回は今までにもまして視点変更が多く、各国・各キャラの状況が同時進行で描かれました。正直もう覚えてない人名や地名も多くて巻頭の人物紹介及び地図に首っ引きです。これがあるのは本当にありがたい……。
それにしても、どの国ものっぴきならない状況に巻き込まれていて、改めて思うオルヴィエトさんの恐ろしさ。まったく、とんでもないラスボスを身中に抱え込んでいたものですよ。
オルヴィエトはともかくですね。完全に敵に回ったとはいえ、ルキウスは未だに嫌いになれないんですよね。なんかディミタールより主人公っぽいし。
最終決戦は彼とディミタールの戦いになるような気がしてならないんですけど、どちらにも負けてほしくないし、どちらも応援しちゃいそう。


国王と永世神巫の口から、ついにアーマッド王家がひた隠しにしてきた最上級国家機密が明かされた! ……のですが、ぶっちゃけ「ふーん」ってなもんでした。まあ、当事者達からすれば衝撃的なことなんでしょうけど。
ディミタールの過去の真実も明らかになって、色々と皆の常識が揺らぐ中、ヴァレリアが意外と通常営業で安心しましたね。
特にディミタールとのいちゃいちゃが、なんだかんだで増えていてニヤニヤです。周囲の目からもモロバレってところも含めてニヤけちゃいます。
今回の戦いの中からも、ヴァレリアがディミタールを、そしてディミタールがヴァレリアをそれぞれ想い合っていることが伝わってきて、キュンキュンしちゃいました。いいカップルだ。
しかし空白の時間に何があったのか、気になりすぎるでしょ……! 次巻でチラッと書かれたりするのかな? 野暮かな? 野暮かな?
ともあれ、シリーズは次で最終回。何やら壮大な話になってきましたが、あと1冊でほんとに畳んでくれるんですかコレ? 期待して待つことにしましょう。


この表紙デザインすげえな! タイトルがほとんど見えん。

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